プログラミングの勉強をVBAから始めた理由
結論
学習しやすかったから
理由1 職場に学習環境が整っていた
新卒の自分が勤めていた部署では、エクセルでのファイル管理、事業の運用が行われていたため、エクセルマクロやエクセルアドインというものが日常的に存在していました。 かつ顧客ごとにエクセルマクロを個別に開発することもよくあったため、現場でエクセルマクロ開発の研修があったりと、エクセルマクロの開発ナレッジもたまっていました。
要するに、VBAでマクロを作れば仕事も楽になる上、会社からも評価される環境で、かつVBAを教わることも容易だった、というのが、学習を始めたきっかけです。
理由2 書くのが簡単だった
エクセルマクロには「マクロの記録」という機能があります。この機能を使うとエクセル上で行った動作がVBAとして書き起こされるので、自分の行いたい操作をVBAで表現したときのイメージがつきやすいのです。 また、VBAの編集画面であるVBEも、ステップイン(1行ごとにVBAを実行すること)が可能かつ、バグ発生時にはその行で止めてくれるので、とにかくデバッグが簡単なんですよね。
要するに、プログラミングを書く行為=コーディングが簡単だった、というのが、学習・開発を続けられた要因でした。
つまり
自分がプログラミングに向いているかを知るという目的に関して言えば、(Windowsユーザーの方なら)これ以上ない言語だと思います。
VBAが書けるからってプログラマとして胸を張れるかは、また別になるんですけども・・・
オチ
Progateを使ってVBA以外にもいろんな言語を勉強しましたが、結局それから2年以上使うことはありませんでした。 VBAで完結できる仕事を頼まれている限りは、わざわざ別の言語で開発する必然性がなくなるのです・・・
いざ「AWSで動くような仕組み作ってよ」と言われてPythonを書いてみると、恐ろしいもので、print('Hello,Wold')すら忘れてましたね・・・
自分はコードを書き続けるか、記事か何かに残すかしないと、あっさり忘れる人間なんだと身に沁みましたね。うん。